7年前の今日、アップルが電話を再発明した!

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7 years ago today, Steve Jobs introduced the first iPhone, revolutionizing the smartphone industry.

「本日、アップルは電話を再発明する」

スティーブ・ジョブズがそう宣言したのは今からちょうど7年前でした。月日は流れ、今や初代の数十倍の処理速度となった高性能なCPUやカメラを搭載(当時は200万画素!)し、現在までの累計販売台数は、なんと3億5,000万台を突破したようです。

日本での発売は翌年だったのですが、とても待ち遠しかったのを覚えています。発売の時点ではAndroid端末の出現と、その大きな成長を誰も予測していなかったわけで、時代の変化は恐ろしい勢いで巻き起こっているんだなと思います。

そして、今年。ティム・クックが社員宛のメールで、いくつかの大きな発表があることを示唆していました。それがiWatchなのか、iPhone 6なのか、はたまた両方なのか、全くの新しいジャンルなのかは皆目検討もつきません。また、新しい何かを再発明するのかどうか今から楽しみです!

映画「スティーブ・ジョブズ」の感想

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「スティーブ・ジョブズ1995」に続いて、アシュトン・カッチャー主演の「スティーブ・ジョブズ」も見ました。国内外のレビューは酷評が多かった本作品ですが、私はとても面白かったです。

以下ネタバレ

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スティーブ・ジョブズ1995 観ました!

AppleTVにて「スティーブ・ジョブズ1995」見ました。AppleTVは、今見たいと思った瞬間に、ベッドの中でも、ソファーの上からでも映画が購入出来てしまうのが素晴らしい。もちろん映画館も好きだけど、この視聴スタイルは素晴らしい。トイレに行くときも一時停止できるからね!

閑話休題、この映画は現在公開中のアシュトン・カッチャー主演の映画ではなく、本物のジョブズが登場するドキュメンタリー映像。アシュトンの方は今夜にでも見に行く予定ですが、最初にこちらを見ておくことにしました。見比べてみての感想も書いてみようと思います。

さて、本編は失われたと思われたテープがガレージから見つかり、それをリマスターしたものだそうですが、元はVHSなので映像の画質はさすがに悪い。登場するジョブズはAppleに復帰する1年前。Apple社を追われてNextを立ちあげ、ピクサーの買収などビジネスの成功と失敗を繰り返してきたジョブズは、髪も長く、さながら賢者のような風貌です。

インタビューでのジョブズはとても落ち着いていて、その言葉全てに自信が満ち溢れていました。インタビュアーが時折、間違いを指摘すると皮肉笑いを浮かべて切り返し、ブルーボックスの話やMacのチームの話をするときは無邪気な子供のような笑顔をみせたり。かと思いきやマイクロソフトやIBMについての話になると、さも神妙な顔つきで痛烈に批判してみたり。大抵の受け答えは目もそらさずに素早く出来るのに、ジョブズの信条に関する問いかけには、しばらく下を向いて沈黙し、その後、顔を上げてドヤ顔で話はじめるあたり、ジョブズは役者だなぁと思いました。まさにジョブズ節満開のインタビューです。とても楽しめました。これは永久保存版にしよう!

1995年夏、PCの誕生に関してのドキュメンタリーTVシリーズ” The Triumph of the Nerds: The Rise of Accidental Empires “の制作中、番組スタッフはマスコミ嫌い、インタビュー嫌いで知られるスティーブ·ジョブズとの貴重なインタビュー取材を実現させたものの、番組内ではそのインタビューのほんの一部のみを使用、残りのフッテージを収録した1インチテープマスターに関しては消失してしまっていた。
2011年のジョブズ死後、監督のガレージからそのインタビュー映像が収録されたVHSテープが偶然発見され、そのVHSテープを修復、HDマスター化し、この奇跡的ともいえるスティーブ・ジョブズの単独インタビュー映像が18年ぶりに甦った。

スティーブ・ジョブズの貴重なインタビュー映像

Gizmodoで映画「スティーブ・ジョブズ 1995 ~失われたインタビュー~」の70分の貴重なインタビュー映像のうち、15分を独占公開していたので、共有させていただきます。

モノづくり、チームワーク、WEB、PCなどの考察が素晴らしすぎます。Appleファンでなくても時間のある方はぜひ見てもらいたいです。情熱とビジョンを持っているは素晴らしい!

この1年後、ジョブズはAppleに復帰して世界最強の企業に復活させたわけですが、そう思ってみるとさらに興奮します!

映画「JOBS」のトレイラー公開。期待高まる!

これは、面白そうですね!この夏に公開予定のジョブズの映画「JOBS」のトレイラームービーが公開されています。アシュトン・カッチャーがジョブズにソックリです。彼はジョブズの役作りでベジタリアンを急激にやったら体を壊したらしいです。

予告を見て、ウォズやスカリーはすぐにわかったけど、若い女性はクリスアン・ブレナン(リサのお母さん)さんでしょうか?キャスティングも気になるところ。

ストーリーとしてはジョブズの生涯を描くようですね。映像では学生時代、創業、Apple追放、iMacのコンセプト画(?)、iPodを持つ晩年のJobsの風貌までは確認出来ました。

夏が待ちきれない!

関連リンク

http://www.thejobsmovie.com

http://wired.jp/2013/01/30/jobs-trailer/

スティーブ・ジョブズがいない世界

steve-jobs ちょうど昨年の今日、ジョブズが亡くなったというニュースが世界に駆け巡りました。私は通勤途中のTwitterでそのニュースを知ったのですが、その日は悲しさのあまり仕事が手につかなかったと思います。

長い間Appleユーザーをやっていますが、ジョブズがカムバックする前のAppleは惨憺たる状況でした。Coplandの開発は頓挫してましたし、OSもWindowsNTベースになるかもしれない・・・そんな状況でした。もしかしたらBe0Sになっていたかもしれないしれませんが、そのOSを決めるプレゼンテーションでジョブズはジャン=ルイ・ガセーに勝利し、そのままAppleの経営に復帰するというウルトラCを成し遂げたわけです。

その後の活躍は皆さんも御存知の通りですが、衝撃的なiMacの発表など、ジョブズの数々の電撃的な戦略にAppleは奇跡的に業績を回復していきました。今では世界一のブランドになったといっても過言ではないでしょう。もちろん、ジョブズとて完璧な人間ではないし、Appleも時折おかしなことをやらかしては、みんなを苦笑させることもありました。でも、それでもずっとMacを、iPodを、そしてiPhoneを使い続けています。

それは、みんながAppleという企業が素晴らしいと信じているから。

だから、スティーブ・ジョブズがいない世界になっても、ティム・クックCEOに変わっても、ずっとAppleは変わらないのです。今の経営陣たちも、Appleを信じているし、私たちも信じている。だから、ちょっとやそっとではそれが揺らぐことはないのです。

ここまで人々に愛される企業は他に出てこないと思う。

最近買った雑誌たち

スティーブ・ジョブズ本が書店を賑わせてますね。先に紹介した伝記本以外はこれといった内容の本は見当たらないのですが、このムック本はジョブズへの思いを国内外の100人の著名人から集めていて面白いですよ。へぇ、この人もマカーだったのね!みたいな感じで。

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そして、もう一冊は毎月購入してるファッション誌「OCEANS」今月はトレンチコート特集ですよ!ロンハーマンのオールドテイストのトレンチ渋くてカッコイイですね〜。思わず欲しくなったけど、今年はツイード買っちゃったしなぁ。自分のワードローブを良く考えて最終判断しよう。

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スティーブ・ジョブズ II – ウォルター・アイザックソン

一晩で一気に読んでしまったというのもあるけれど、ピクサーの成功から、現在に至るまでの出来事がジェットコースターのような展開でした。OS X、Intelチップへの移行、iPod、iTunes、iPhone、そしてiPadと次々と成功させたわけですけど、その裏での多くの失敗や、駆け引き、そして心の葛藤があったのですよね。そういう部分が当事者の言葉で語られているのだから面白くないわけがない!

そして、本書を読んで思ったのが、ネットなどの書籍紹介でジョブズの他人に対する言葉を、かなり恣意的に切り取っているなということ(笑)例えばビル・ゲイツに対する人物評価も、雑誌やニュースサイトでは「彼には想像力がなかった」と表向きとは違って実はこう思っていたよと言わんばかりに書いてはいるけれど、実際はすごく尊敬している部分も多く、昔からの友として親しく接してきたことがよくわかります。インタビューの質問の主旨もあるし、他人評価も時代の流れとともに絶えず変わっていたりするので、ひとつの段落を切り取るのはどうかなぁと思いますけどね。(でも、そういったメディアの取り上げ方が本のセールスに寄与しているのですよね!)

いずれにしても本書を読んでみて、あらためてジョブズが何たるやかを知ることが出来ました。

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スティーブ・ジョブズ I – ウォルター・アイザックソン

スタンドアローンのアプリ版が出るという情報があったので、当初そちらにしようかと思っていたのだけど書店の店頭に並んでいたのでやっぱり買ってしまいました。

昨日は半分程度を読みました。少し読んでみて感じたのは、今まで発刊されたスティーブ・ジョブズ関連の書籍とは別物だということ。ジョブズが好きな人であれば、ある程度のエピソードを知っていると思うけど、実際に40回にも及ぶ著者とのインタビューから引き出された彼の言葉がそれらの出来事を生々しくさせている。

ジョブズについて知らなかった人も、彼に批判的な人も一度ぜひ読んでみて欲しい。ビジネスリーダー、カリスマ創業者と崇められている表側の世界ではなく、創造と破壊を繰り返してきた彼の波乱に満ちた人生を。

幼少期の父親との思い出や、生まれ育った環境の話が面白いですよ。

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Apple Storeに行ってきた

昨日は打ち合わせの帰りの昼休みを使って、Apple Store銀座へ献花に行って来ました。

すでに前日から大勢の人々によって供えられた花が沢山ありました。こんなことは日本の著名人でもなかなかあり得ないことだと思う。それはきっと、カッコイイからとか、好きとか嫌いという次元を超えた「尊敬」があったからだと思う。ジョブズは私たちの仕事の在り方を変え、ライフスタイルを変えてくれた。

もちろん、良い部分だけでなく色々と失敗してきたことも知っているけど、失敗しても信念で続けていくことが成功につながるんだってことを彼が自ら体現してきました。

Stay hungry, stay foolish.

自分もこの言葉の通り生きていきますよ。
自分が出来ない言い訳を探しているような人間にだけはなりたくない。