映画「オデッセイ」観ました!

自分ってつくづくSF映画が好きなんだなと思った。スター・ウォーズは言うまでもなく、プロメテウス、ゼログラビティ、インターステラーと最近観た作品はどれもSFばかり。もともとSF小説好きというのはあるけど、さすがに偏りすぎなので次は恋愛やコメディ映画でも見ようと思います。

さて、肝心な「オデッセイ」の感想ですが、これまた期待通りの面白い作品でした!物語は火星探査の宇宙飛行士6人のうち、たった一人で火星に取り残された男の話。演じるのはマット・デイモン。人間が世界で独りきりという孤独感と戦いながらときにはジョークを交え淡々と記録用のビデオにしゃべりかける演技が素晴らしいですね。

主人公は救助が来るとしても4年後、31日分しかない食料でどう生き抜くのか?科学の力を駆使してサバイバルする姿に刮目しましょう!本当に驚きの連続でございました。科学の力ってすごいです。映画は二時間半で物語の進み方は単調ではありますが途中流れるBGMにはABBAなど懐かしのディスコソング満載でなぜかノリノリな雰囲気に。(なんと先日亡くなったデヴィッド・ボウイの曲「スターマン」も挿入歌として使われていました!)

この映画を見て強く感じたこと。諦めないで困難と戦うことって大切だなぁと。絶望するようなことであっても、目の前にあることを一つずつ解決していけば、道は開けるということ。最近、自分も仕事で悩ましいことが多いんだけど、この映画から勇気をもらいました。「自分の人生を生き尽くせ、人生万歳!」Viva la Vidaですよ。

インターステラー観ました!

昨日は、レイトショーでクリストファー・ノーラン監督の話題のSF映画「インターステラー」を見てきました。169分と長編ではありますが、途中飽きさせることもなく、最後の最後まで楽しんで観ることが出来ました。SF映画とはいえ、最新の科学や物理の理論を設定に取り入れ、あくまでも想像ではありますが、わかりやすくCGで映像化して見せた傑作だと思います。そして、地球の危機を救うSF映画にありがちなヒロイズムだけではなく、淡々と親子の愛を描いている点も素晴らしいなと思いました。

以下ネタバレあります

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All You Need is Kill(オール・ユー・ニード・イズ・キル)

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コミック版「All You Need is Kill」を読了。

原作は日本の桜坂洋のSF小説(ライトノベル)で、ハリウッドで映画化された。予告編を観て、パワードスーツを着て走り回る元気なトム・クルーズと、主人公が戦場で何度も死を経験するタイムループという独特のストーリーが気になっていた。コミック版は構成:竹内良輔、キャラクター原案:安倍吉俊、「DEATH NOTE」の小畑健が作画を担当。

以下ネタバレあり

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「エンダーのゲーム」を観ました!

本日は一人留守番だったので、Apple TVで映画鑑賞。オースン・スコット・カードの不朽の名作を映画化した「エンダーのゲーム」を見ました。

以下ネタバレあり!

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映画プロメテウス感想(ネタバレあり)

昨晩、リドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」を見てきました。

人類にとって、「人類創世」こそが最大の神秘であり、未だ多くは謎である。その人類の起源が、じつは遠く離れた銀河からやってきたとしたら?

映画「エイリアン」の前日譚というだけでなく、SFやサイエンスファンをも惹きつける「人類創世」をテーマにしたこの映画、エイリアンシリーズとは直接の関連性はないけど、世界設定もほぼ同じ。スペースジョッキーやフェイスハガーのような寄生生物、ウェイランド社など、シリーズを見てきた人たちには馴染みのあるものばかり。上映中に「これは・・・」と思うようなシーンも多くて楽しかったです。

以下ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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世界侵略:ロサンゼルス決戦

年末にApple TVで「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を見ました。

イラク完全撤退中のアメリカ。やはり、戦争によって疲弊した経済を立て直すことが最重要なのでしょうか?この映画はそんなアメリカの複雑な状況が見え隠れしているような気がします。海外派兵には消極的ですが、それでも愛国心はしっかり宣伝しようという作戦です。そこで、今までプロパガンダのように映画の中で敵国としてきた国々ではなく、「地球外生命体」を相手にしてアメリカ海兵隊が戦います。

映画はプライベートライアンとフルメタルジャケットを足したような感じ。1小隊にフォーカスして宇宙人に侵略されたロサンゼルスでドンパチします。それにしても、この映画に出てくるエイリアンは昨今の宇宙人の中では、かなり打たれ弱い(映画の中では硬いが・・・)部類だと思います。自動小銃の弾が通用してしまうのです。なんか、「正体不明の敵だって、探せばどこかに弱点あるんだぜ!」みたいに勢いでやっつけてるところがあります。

良くも悪くも「撤退ノー!海兵隊は不屈だぜウィアー!!」というだけの映画なのですが、それなりに楽しめました。

2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。やがて海の中から何者かが現れ、人類に攻撃を開始する。そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉・マルチネス率いる小隊が到着。除隊間近のナンツ2等軍曹も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。タイムリミットは3時間。その後は空爆が行われるのだ。破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇した

スーパーエイト観ました!

iTunesでレンタル開始していた「スーパーエイト」を観ました!

この映画は明らかに「ET」や「未知との遭遇」といった作品へのトリビュートではありますが、そこに「スタンド・バイ・ミー」や「IT」のような少年時代のひと夏の冒険という要素を加えた良作です。主人公の少年たちが、自主映画を製作(何故かゾンビ映画!)しているのだけど、作品のストーリーの本筋よりもそちらのほうが個人的には面白いと思ってしまった(笑)

J・J・エイブラムスが監督・脚本ということで、なかなか楽しく仕上がっていたように思います。スピルバーグ的なエンディングではありましたが、予想していたよりずっと面白かったです!

1979年の夏。オハイオの小さな町で保安官の父と暮らす少年ジョー(ジョエル・コートニー)は、ある夜、仲間たち5人と家を抜け出し、8ミリ映画の撮影に出かける。だが、その撮影中に偶然、米軍の貨物列車の大事故に遭遇。アメリカが絶対に秘密にしなければいけない、“何か”を撮影してしまう。それは実は、アメリカ政府の指示によって秘密軍事施設“エリア51”から“何か”を輸送する途中だったのだ。少年たちが事故現場に落とした8ミリフィルムの空き箱を発見した米軍は、極秘情報が何者かに目撃されたと判断して町中の捜索を開始する。やがて、町では不可解な出来事が連続して発生。犬たちが一斉に消え、9人が行方不明……。さらに、事故現場から持ち帰った白い謎のキューブが不思議な動きを始め、全てを目撃した少年たちは、真実を探しに行くことを決断する……。

Apple TVでX-MEN:ファーストジェネレーション観ました

今日はApple TVで朝イチから映画鑑賞。「X-MEN:ファーストジェネレーション」を見ました。本当は昨晩見る予定だったのですが、テレビの「ゴールデンスランバー」を見入ってしまいました(コレが意外に面白かった!)

自分はX-MENシリーズは、というよりマーベルコミック系は普段はあまり見ませんが、以前に金曜ロードショー(だと思う)でやっていたX-MENが面白かったので、その前日譚たるこの作品がずっと気になっていました。(予告編でみたプロフェッサーXが髪の毛フサフサで驚き)

本作品は、なぜX-MENが結成されたのか?また、ミュータントたちのネーミングの由来や、本作品の主要人物であるマグニートが人間不信となってしまった背景などが描かれていて、見始めたらグイグイと引き込まれてくこと間違いないです。親友だったプロフェッサーXとマグニートが最後に袂を分かつところなどは必見です。

そんなわけで、X-MENシリーズを詳しく知らない自分でしたが、それなりに楽しめました。が、それと同時にいろいろな疑問も生まれてきましたけどね・・・。なぜウルヴァリンが若いのか?とか、ミスティーク以外のミュータントはどうなったのかetc・・・また機会があれば他の作品も見てみたいと思います。

TRON:LEGACY

今日は家族で「TRON:LEGACY」を見てきました。

30年前に制作されたオリジナルの「TRON」は興行成績こそ奮わなかったそうですが、ティムバートンがアニメーターとして参加し、シド・ミードが仮想世界のコンセプトデザインを担当するなど錚々たる顔ぶれ。またジョン・ラセターがこの映画を見てCGアニメへ転向するなど、数々のエピソードを持つ伝説的な映画でした。

この「TRON:LEGACY」は、キャストや設定が当時のまま継承されていますが、単に30年前の映画のリメイクではなく全く新しい物語となっています。最新のCGにより当時の雰囲気をそのままに、今までにない新たな仮想世界を創造。とにかく映像の美しさが際立っていて、スタイリッシュなスーツとライト・サイクルのチェイスなど本当にカッコイイです!そして、極めつけは映画の重要なファクトであるサウンド。全編にわたりサウンドトラックをDAFT PUNKが担当しているのですが、オーケストラとテクノが融合した荘厳かつ疾走感ある仕上がりに、ファンでなくてもテンションが上がりまくりだったのではないでしょうか!?

この映画、妻は「アバター」より面白かったと言っていました。尺が丁度良く、詰め込みすぎない、程よい仕上がりという意見に自分も賛成です!