深夜特急 – 沢木耕太郎

沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだ人たちは口々に言います。「旅をしたい」と。かくゆう私もその一人でして。沢木さんのように身一つで、世界中を旅してみたいものです。それも、旅行会社のツアーじゃなくて、バックパッカーのような行きずりの旅。

バックパッカーのバイブルともいわれる本作品は、作者が東南アジア、インド、トルコ、ヨーロッパなどを陸路で巡る全6巻のドキュメンタリー。計画的というよりほとんど気まぐれの旅。そこが一番の魅力なんですよね。作品は1970年代の世界だから、現在では発展し、大きく変わってしまった都市もあるとは思うけど、それでも異国での人情味あふれるエピソードや、文化、人種の違いなど、好奇心を刺激してやまないです。

個人的に行ってみたい国はインド、トルコ、ポルトガル。インドではムンバイや、聖なるガンジス川を朝から晩まで眺めてみたいし、アジアとヨーロッパの文化・歴史が交差するトルコではスルタンアフメットなどのモスクを。そして、ポルトガルでユーラシア大陸の最果ての地で大西洋を見てみたい・・・です!!

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