Macのメールがおかしくなったときの対処法

暑い日が続いてますね。いったい梅雨はどこへ行ってしまったのでしょうか?このまま夏本番に突入しそうな勢いですよね~。8月はライブなどが多いので楽しみです。

さて、先日、会社のMacのメールが表示がおかしくなったので、メールボックスの再構築を試してみたら、改善されるどころかメールが表示されなくなってしまいました。こいつは困った!というわけでMailを終了し、ライブラリ>mail>maildataにある「Envelope Index」「 Envelope Index-shm」「 Envelope Index-wal」の3つのファイルをデスクトップに移動してからMailを起動してメールの索引の再構築を試みてみました。しかし、これはうまくいかず、最近のメールだけしか復活しませんでした。

そこで、サーバーに残っているメールを再度受信してみることに。その場合も同様にメールを終了後、同じフォルダ内にある「MessageUidsAlreadyDownloaded」というファイルをデスクトップに移動してメールを起動すればOKです。インデックスの再構築で部分的に復活した以外のメールをすべて再受信しました。

結果、消失してしまったメールはすべて復活!事なきを得ました。※このやり方はあくまでもPOPメールの場合ですのでご注意ください。

【解決】Yosemiteで日本語の入力が遅くなる件について

OS X 10.10 YosemiteのSafariで、日本語入力の変換時にフリーズやレイテンシーがちょくちょくあって、困ったなと思っていたのですが、ちょっと設定を変更したら嘘のように快適になったので紹介します。もちろん、私の環境でしか再現性がないかもしれないという点はご了承ください。

まず、キーボードのユーザー辞書で「英字入力中にスペルを自動変換」をオフにする。

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その下、スペルチェックが「言語ごとに自動」となっていますが、Englishだけにします。

nihongo02たったこれだけ。私はSafariで、Wordpressのブログの記事を入力中しているときに、レイテンシー問題に度々見舞われていたのですが、嘘のようにサクサクとした入力になりました。

ヨカッタヨカッタ。

OS X Yosemiteのパブリックベータもうすぐスタート

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OS X 10.10(Yosemite)の一般ユーザーを対象にしたパブリックベータが7/24(日本時間25日未明)よりスタートされるとのこと。ベータテストにはApple IDが必要で、Appleとの規約をよく理解した上で利用することが求められます。当然のことながら、OS X Yosemiteの公開されている情報以外の言及は禁止されています。動作の保証はされていないので、メインマシンでの使用ではなく、サブマシンや共有マシンへのインストールが推奨されています。事前にTime Machineでのバックアップなども必要とのことです。詳しくはFAQを御覧ください。

yosemite02

Apple : OS X Beta Program

https://appleseed.apple.com/sp/betaprogram

OS X 10.9でメールの文字化け解決

OS X 10.9 Marvericksになってから、標準メーラーが文字コードの変更が一切できなくなる仕様になり、私の1997年〜1999年に受信した一部のメールが文字化で読めない状態になっていました。(以前はメールの文字コードを自動にすると適切な文字コードに変更されていたと思います)

文字化けメールを解決する「LetterFix for Mac OS X Mail.app」というプラグインがあったりしますが、受信や閲覧時の変換には対応していないそうなので、ライブラリにある「mail」フォルダ内のメールをエディターで開き、文字コードをISO 2022-JPにした後、文字化けの原因となりそうな機種依存文字を削除or変換して保存し直したら、見事表示されるようになりました。

そんなわけで、昔のメールを覗いていたら、結婚当時のお祝いの言葉とか、ネット仲間との出会いの頃とか、いろいろあって懐かしい思い出に浸っていたのですが、一通妹からの謎のメールが。

sayjobs

・・・どういうこと!?

当時はパソコンの初心者だった妹がメールで質問攻撃を繰り返していた頃。なのに、突然、スティーブ・ジョブズの言葉を引用したちょっと上から目線のような、意味ありげなメールが。どういう意図で送ってきたのさっぱりわかりませんが、今度聞いてみようと思います(笑)

OS X Yosemiteの紹介ビデオ

http://youtu.be/NQ7kqwbqeiI

Appleが「OS X Yosemite」の紹介ムービーをYoutubeで公開しています。1分程度の長さですが、Yosemiteのインターフェースの変更点がよくわかる内容です。

システムフォントが「Lucida Grande」から「Helvetica Neue」に変更されます。これはiOS 7での変更に合わせたものです。細い文字が見えづらいとの批判もありますが、Mac側でもRetinaディスプレイ搭載のマシンが登場するのではないかという話ですね。

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あと、半透明になったウインドウ類も場合によっては見た目がうるさくなってしまう可能性もありますが、透過の具合は絶妙で背景はそんなに見えないから気にならない?

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一番評判が悪いのはフォルダのデザインでしょうか。たしかに・・・。

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でも、総じて評判は良いみたいです。インターフェースが各デバイスで統一されているのは本当に気持ちが良いことですね。私はOS Xになったときから立体的なアイコンにずっと違和感を感じていたので本当に嬉しいのです。シンプル・イズ・ベストです。

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Apple : OS X Yosemite

http://www.apple.com/osx/preview/

WWDC 2014が開幕!OS X Yosemite、iOS 8などなど

アップルのWWDC 2014が6月2日より開幕。(日本時間3日午前2時より)キーノートスピーチでは新しい「OS X Yosemite」と「iOS 8」が発表されました。新機能盛りだくさんです!

OS X Yosemite(OS X 10.10)

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OS Xの名称は「Mavericks」から「Yosemite」へ!YosemiteではウインドウなどのUIがiOS 7と同じようにフラットデザインになりました。見た目だけでなく、アプリのモーションなども大幅にiOS化しています。

iCloudの機能強化として「iCloud Drive」も発表されました。これは、OS XでiCloudに保存した書類をDropboxのようにフォルダで管理が可能になります。OS X、iOS、Windowsのクロスプラットフォームで利用可能。

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iOSとの連携も強化され、iPhone上で書きかけのメールがMacで続きが書けるようになります。さらにMacとiPhoneで通話が連携され、iPhoneの着信をMacで受けることも可能に!マイクとスピーカーで通話が可能になります。また、AirDropがiPhoneとMacで連携が可能になり、iPhone以外のSMSがメッセージに表示可能に!これは嬉しい機能改善です。

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その他、通知センターもサードパーティーのウィジェットが追加できるようになり、さらに使いやすくなりそうです。SafariやMailアプリでも様々な機能追加がなされ、使いやすくなっています。

Yosemiteの正式リリースは秋。ベータ版は本日リリース。パブリックベータは夏よりリリース開始です。もちろん、無料です!!

iOS 8

iOS 8については、iOS 7とUIなどでの変更点はなく、iOSとOS Xとの連携機能など、機能向上がメインとなりそうです。サードパーティーアプリもiOSとの連携が強化されます。アプリ同士の連携はもちろん、コントロールセンターへのウィジェット追加やサードパーティーのキーボードなどが利用可能になるようです。

通知センターやメッセージアプリが大幅に機能強化。メッセージのグループ機能も便利そうだし、音声や動画をメッセージに挿入するのもワンタッチ。通知センターも通知バー上で返信などが可能となり、かなりインタラクティブに。

噂されていた「Healthkit」ですが、こちらはフィットネスアプリの情報をまとめる役割となりそうです。また、ユーザーの健康情報を医療機関のアプリへ連絡して警告などの通知を受け取ることが可能になるのだとか。

そして、まだ詳しくはわからないですが「Homekit」が発表されました。これは家の家電などを操作出来る機能です。たとえば監視カメラ、ガレージのドア、照明などがiPhoneのアプリやsiriでコントロール可能に。これは便利そうだけど、日本の家電は対応してくれるかな??

iOS 8の正式リリースは秋。ベータ版は本日より配布開始。

感想

その他、開発者向けに新しいAPIや開発言語「Swift」などが次々に発表され、あっという間に基調講演も終了。デベロッパーにとっても期待度の高い内容でした。さすがにMac、iPhoneと、ハード&OSを手がける会社だけあって、その相乗効果が存分に発揮されていましたね。クラウド化を推し進めるAppleですが、OS X、Macの存在価値もまだまだ高そうです。

期待されていたハードウェアの発表はありませんでしたが、お楽しみは、もうすぐだと思いますので楽しみに待つとします!

OS X Mavericksがパブリックベータに

OS X Mavericksのβ版テストがパブリックとなり、デベロッパープログラムの加入をしなくても、Apple IDの登録のみで利用可能になりました。

一般ユーザーがすぐに利用できるのは良いことですが、ベータプログラムでは、深刻な不具合が起きることはよくあることです。インストールする際はバックアップは忘れずに。

登録後、ユーティリティをダウンロード後、ソフトウエアアップデートでベータ版がダウンロード可能となります。

OS X  Beta Seed Program

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オープンβのスタート画面
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バックアップをきちんととるなど慎重に!
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ソフトウエアアップデートで利用可能に

OS X 10.9.1アップデート

10.9.1アップデートがリリースされています。

10.9.1アップデートは、お使いのMacの安定性及び互換性を改善するもので、すべてMarvericks ユーザーに推奨されます。

このアップデートには以下の修正が含まれます:

  • OS X”メール”でのGmail のサポートを改善、Gmail をカスタム設定でしようするユーザーのための修正
  • スマートメールボックス及び”メール”内での検索の信頼性の改善
  • ”メール”で連絡先グループが正しく機能しない問題を修正
  • VoiceOver が絵文字を含む文を読み上げない問題を解決
  • ”共有リンク”を Safari サイドバーで開いている時に”共有リンク”を定期的にアップデート

http://support.apple.com/kb/HT6065?viewlocale=ja_JP

iCloudキーチェーン便利だけど・・・

OS X Mavericksになって一番気になっていたのが「iCloudキーチェーン」。iPhone、iPad、MacなどのSafariでログインに使用するパスワードを一元管理してくれる便利な機能です。

1Passwordという同様の機能で有名なアプリケーションを使用している自分ではありますが、やはりiPhoneなどのSafariでもパスワード入力が楽になるのはありがたいこと。1Password for iPhoneでは専用のブラウザを使用するので、いまいち使い勝手が良くないからです。

そんなわけで、iCloudキーチェーンを使用しみましたが、パスワードの入力が出来ないサイトが結構ありました。自分は大体120サイトぐらいのパスワードを管理しているのですが、1割ぐらいは駄目でした。パスワードを保存しないことを求めるサイトでも自動入力を許可にチェックを入れるとその割合はかなり減ったのですがPinterestやTumblrなどは駄目のようです。(1Passwordはそのへん完璧なんですがね。)

モバイルのSaafriからやったら上手く行くかと思ったけど、やはり駄目。Webの仕様上の問題かもしれません。とは言え、モバイル上ではそれぞれ専用のアプリを使用しているのでそんなに気にならないかも。そのうち対応してくれることを願いつつ、しばらくは1Passと併用しつつガンガン使用してみようと思います。

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盛りだくさん、Appleの新製品発表イベント

iPad、iPad mini、MacBook Pro、MacProなどの新しいハードウエアの発表と、フルリニューアルされたiLife、iWork、そして無料になったOS X Mavericksなどなど、かなり盛りだくさんな内容でしたね。さすがにOne more thingはありませんでしたが、十分見応えのある内容だったと思います。個人的にはすぐさまMavericksインストールしちゃいたいです。(しました。)

本日の発表ではティムのスピーチが今までよりさらに力強く感じられました。そしてクレイグやエディ・キューの登場も増えて存在感が増してきましたね。チームで連携がしっかりとれている、そんな印象を受けました。

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