Messages for Japan by Google

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Googleの展開しているサイト「Messages for Japan」は世界中から寄せられた日本への応援メッセージがリアルタイムで見れます。世界地図に表示された小さな丸が一つのメッセージ。※ちなみにこのコンテンツ、Flashではないですね!

Google翻訳は翻訳コンニャクになるか?

漫画のドラえもんの道具で欲しいと思ったのは何ですか?自分は「翻訳コンニャク」です。このコンニャクを食べるだけで相手の言語が理解でき、自分の話す言葉も相手の言語へ変換される素晴らしい道具でした。

そんな夢の道具にに限りなく近づいたのが、先日発表されたGoogle謹製のiPhoneアプリ「Google翻訳」です。なんと、マイクでしゃべるだけで、翻訳させたい言語へ変換してくれるのです。まだまだ誤変換も多いですが、音声からの翻訳精度の高さにはビックリします。

さらに翻訳文の音声での読み上げや、筆談用にフルスクリーン表示なんかも出来ます。アプリを介しているのでワンクッション入りますが、iPhoneを片手に全く知らない言語の人ともコミュニケーションが出来るなんて素晴らしいですね。なんか翻訳コンニャクの実現に、一歩近づいたような気がします。

Esperanto -WebMは理想郷なのか?

GoogleがChromeの次期バージョンよりH.264サポートを中止することを発表しました。Googleのちょっと強引なやり口にChromium Blogのコメント欄に反対意見がちらほら。MicrosoftのTim Sneath氏のブログではWebMをかの人造語「Esperanto」に喩えたパロディで牽制球。

WebMを知らない人へ簡単に説明すると、WebMはラインセンス徴収のないオープンな動画フォーマットということが特長で、ロイヤリティフリーで利用出来ます。ブラウザベンダーをはじめARMやNVIDIAなどハードベンダーが支持を表明しています。ちなみにAppleは動画のクオリティの低さやパテントプールであるMPEG-LAからの特許関連訴訟のリスクを理由に不支持。

個人的に思うのは、現在Web上の動画の66%近くを占めるH.264を変更するメリットはあるのかということ。ウエブはオープン仕様というのは誰もが望むことだと思うのですが、Googleの目指すオープン戦略も結局は誰かが策定したフォーマットなわけで、無料と言ってもどこかにコストを徴収するメカニズムが存在するわけで(間接的にね)、その辺はやはりオープンであろうがプロプライエタリであろうが、利用するユーザーのメリットが損なわれないようにするというのが一番大事なのかなと思うのであります。

ただ、実際にChromeのサポート中止と言ってもHTML5のVideo問題であって、まだHTML5自体の浸透もこれからですし、すぐにユーザーがYoutubeが見れなくなるとかっていう事態ではないので、これから業界での主導権争いによっては大きく変わる可能性もあると思います。一番良いのは単純にHTML5のvideoタグがH.264とWebM両方サポートすれば良いと思うのですが。

また、特許関係の複雑な話としてMPEG-LAがGoogleにライセンス徴収をほのめかしているらしいのですが、GoogleがWebMをオープンな仕様だということで浸透させてしまうと、それが一般認知されてしまえば、MPEG-LAが特許著作をあとから主張できなく可能性もあるということです。また、GoogleのWebMがロイヤリティフリーという部分、これも完全に自由ではなくライセンスに基づいた使用が求められるわけですので注意が必要だと思います。

GoogleとFacebookの静かな攻防

【ニューヨーク=山川一基】米ネット検索最大手グーグルは5日、米交流サイト最大手フェースブックに対し、メールアドレスの情報提供を遮断する方針を明らかにした。急成長を続けるフェースブックによる情報遮断に対抗する狙いがあるとみられる。

グーグルはこれまでフェースブックに対し、グーグルのメールサービス「Gメール」のアドレス情報を流してきた。このためフェースブックに初めて加わる人でも、Gメールの連絡先情報を活用し、フェースブックをすでに利用している知人を簡単に捜し出すことができた。交流サイトの「命」である連絡網の拡大が簡単にできていた。

しかしグーグルは同日、朝日新聞の取材に対し「フェースブックは情報の袋小路だ。我々は方針を転換した」と述べ、メールアドレス情報の転送を禁じる方針を明らかにした。

フェースブックは日本の「ミクシィ」と同様、主に閉じられた連絡網の間で情報を共有するシステムで、やりとりした情報の多くはグーグルの検索に引っかからない。すでに5億人以上が利用しているフェースブックの情報に自由にアクセスできないことに対し、グーグルは危機感を募らせている。

一方、フェースブックは先月、グーグルのライバルである米マイクロソフト(MS)との提携を発表し、MSの検索サービス「Bing(ビング)」に情報の一部を流すことを決めた。グーグルの今回の措置により、MS・フェースブック連合とネットの覇権を争う様相が強まった形だ。

Facebook内の情報はクローズドなのでGoogleの検索エンジンには提供されません。Googleは自らのメールアドレス情報を利用させていたけど、その還元がないことはおかしいと。Googleの主張は理にかなっているように思えます。しかし、そこにはソーシャルコミュニティで5億人以上へのリーチがあるFacebookへの焦りも感じられます。今年に入って米国のインターネットトラフィックでFacebookに抜かれたのは記憶に新しいです。そして、最近はFacebookのようなソーシャルコミュニティが広告、メディア、販売システムが大きく世界を変える可能性があるのではないかと言われています。(参照記事へのリンク

なるほど、アルゴリズムで抽出された情報よりも、誰かの「いいね!」や人間関係に価値があるのではないかということなのか。検索エンジンとソーシャルメディアを単純に比較することはできないけど、これからの時代は信頼性や快適性という要素がクローズアップされてくるのではないでしょうか。(最近、ジョブズもオープン、クローズドについてそんなこと言ってたけどね)

自分も最近はFacebookが楽しいです。メインのタイムラインであるニュースフィードは、お気に入りのアパレルやアーティストのファンページからの情報と、友達のTwitterのつぶやきがまとめて見れるし、友達の「いいね!」がちょっとしたコミュニケーションに繋がっています。

知っている人のレコメンドはやはり信憑性が高いのです。

ブラウザをChromeに変えてみた

ずっとSafariで行きたかったのだけど!

しかし、最近使い始めた「Evernote」のクリッピングアドオンがSafariよりChromeのほうが使いやすいのと、「1 Password」のアドオンがカッコいいので思い切ってChromeに変えてみました。safariと同じレンダリングエンジンなのでスピードも早いし、フルスクリーンモードでのブラウンジングも快適だし。今のところ問題なし。

Evernote

TumblrのLikeは情報の引き出しとしてはちょっと使いづらい部分もあり、整理整頓ということでEvernoteを活用します。タグ付けとかノートのカテゴリーをしっかりやれば、かなり良い感じで情報をストック出来るのではないかと。仕事とプライベートも分別もしやすそう。下のキャプチャーはChromeのプラグインでボタンを押したときのウインドウ。それから、Safariはデスクトップアプリに保存するじゃないですか。自分はクラウド化(ネットでの情報の一元管理)をしたいので、あれはいらないのです。

1 Password

このアプリは本当に優秀。ログイン情報を保存しておけるし、パスワードジェネレータも付いているし、さまざまなサイトを閲覧するインターネットヘビーユーザーには必須のソフトといっても過言ではないくらいです。そのChromeアドオンはインタフェイスがとてもキレイ。下はSafariのもの。その差は歴然。見た目もこだわり子さんにはオススメです。

YouTubeの字幕作成がすごい件について

知らない間にYouTubeにすごーく便利な機能が追加されていました。なんと、なんと、外国語の映像にクローズドキャプション(字幕)をつけることができるのです!さらに、その字幕を翻訳して表示させることが出来ちゃうのですよ〜!!やり方はとても簡単。

1.クローズドキャプションボタンを押す

ムービーのコントローラーの右のほうに、 「CC(クローズドキャプションの略)」ボタンがあるのでクリックします。すると、キャプションの操作というウインドウが出てくるので、一番上の「音声を文字に変換」をクリックします。

2.字幕作成完了

すると、こんなかんじで音声に合わせて英語の字幕が作成されます。これ見たときは正直びっくりした(^_^)

3.字幕を翻訳

さらに、その字幕を「キャプションを翻訳」することで日本語の字幕をつけることが出来るのです!

4.翻訳精度はあまり高くない

自動翻訳ですので、あまり期待しすぎないようにしましょう。でも、日本語で補助されると便利この上ないですよ。

Googleさんの力

先日リリースされた「Google日本語入力」と「Google Public DNS」を試してみました。

Google日本語入力は大量のWEBデータの蓄積から辞書を作成しているだけあって変換の精度が高い。というか痒いところに手が届きまくりです。

サジェスト機能でワンフレーズいれるだけでポンポンと作文ができてしまうのがすごい。自分は「ことえり」より高速に入力ができるのでしばらくは使い続けてみようと思います。ATOKなどからの辞書のインポートも簡単にできるようです。

そしてお次はGoogle Public DNSです。何がどうなるとかいうとGoogleの提供するパブリックなDNSアドレスを使用すればWEBページの表示速度が早くなりますよ、というもの。やり方はPCのネットワークの設定でDNSのアドレスに「8.8.8.8」を入力するだけ。

DNSってのはサーバーのURLとIPアドレスの紐付けをするための仕組みですが、この紐付け情報の保存が切れていたりするとWEBの表示が遅くなるのでGoogleのサーバーにこの情報をずっと保存し続けていつも参照できるようにしてあげますよ、ってことらしい。

立て続けに便利なものを発表してくれたGoogleに感謝しつつ将来何をしようとしているのか、どうなるのかがちょっと不安w

のちのスカイネットである。
なんちゃってねw

Googleが携帯向けOSを無料公開

asahi.com:グーグル、携帯向けOS参入へ 無料で公開、MSと競合 – ビジネス

米インターネット検索最大手のグーグルは5日、基本ソフト(OS)など携帯電話をつくるのに必要なソフトウエア一式を開発し、無料で公開すると発表した。携帯向けに限定したものだが、グーグルのOS事業参入は初めて。これまで様々な分野で対抗してきた米マイクロソフト(MS)の創業以来の中核事業でも競合する。

GoogleがついにOS市場に参入。NTT docomoやKDI、T-mpbileなど世界の主要キャリアをはじめとする30数社と共同組織である「OHA」を設立して、「アンドロイド」という名の無料OSを配布するそうです。

やはりこれからの主戦場は携帯電話なのでしょうか。検索機能やG-mailなどのGoogleの展開するサービスとの連携で一気に勝負するつもりなのでしょうか?

来年発売を予定しているGoogle携帯が楽しみですね!
おっと、その前に日本でもiPhone早くでておくれ。

Google Earth面白い

ついに登場した「Google Earth」のMac版を早速インストールしてみました。Google Earthは世界の衛星画像を表示するソフトで、目的地を入力するや宇宙空間から吸い込まれるようにズームインしていく様子が面白いです。

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