シン・ゴジラを観ました!(少しだけネタバレ)

ネット友達が大絶賛していた映画「シン・ゴジラ」が気になって、昨晩レイトショーで見てきました。実は私、庵野秀明監督の代表作エヴァンゲリオンについては友人の家でアニメ上映会がやっていたのを断片的に見た程度で、ストーリーの詳細なんかはWikipediaで確認したレベル(汗)

そこまで庵野監督の凄さというものがわかっていないけど、今回見に行きたくなったのは、やはり少年の頃より愛した怪獣ゴジラが新たに作り直される姿をこの目で見たかったからだ。初代オリジンから、宇宙からの侵略者や未知の怪獣から日本を守る愛すべき怪獣へと進化しつつ、その後は設定がリセットされたり、ハリウッドでリメイクされたりしてきたけど、ゴジラそのもののコンセプトは形骸化してしまった印象は拭えない。もちろんそれを否定するつもりもなく、今までのゴジラ作品も好きけど、前述の庵野監督が撮ると聞いて、その監督をよく知らないからこそ神秘性というか、期待感が高まった。一体どんなゴジラになるんだろう?予告映像を見る限り、リアリティと、初代ゴジラへのオマージュが見受けられるが・・・。果たして映画の内容は、完成度は如何程のものに???

そこまで期待感を募らせていたものだから、「面白かった!」「想像以上」という評判を聞いてしまい、いてもたってもいられなくなった。無謀にもゴジラ映画を見たことがないという妻を無理に誘って会社帰りに近所の映画館でレイトショーで見てきた。

・・・濃厚な2時間だった。とても面白かった。一言で感想は言い難いが、「新しいゴジラ(シン・ゴジラ)」という冠が与えらえる作品に間違いない。

エヴァンゲリオンのようなアニメ映画のテイストは随所に感じられたし、ナウシカに出てくる巨神兵など、既視感を感じる部分も多かったが、庵野監督が好き放題やった結果、今までのゴジラを神格化しつつ、新しい次元へと昇華させることに成功したように思う。

そして、映像を見ていて強く感じたのは3.11東日本大震災である。当時の政府や自治体のオペレーションを彷彿とさせる会議場でのシーンを映画の中いたるところに組み込んでいて、決断までのプロセスの複雑さや、未知なる災害への対処がいかに困難なものであるかを表現している。そこを問題提起しつつも、日本人の底力というか、団結の素晴らしさを映画の根底にしっかりと描いているあたり、見ているうちに胸が熱くなってきた。(血液凝固剤を注入して全滅した第一小隊とか、原発の時の決死隊と重なるものがあります)

個人的にはゴジラ史上において最も異端で、最も引き込まれた作品であると断言します。同行したゴジラ未経験の妻も率直に面白かったとのこと。もう一度見たいと思わせる。セリフもテロップもBGMのように早回しなので、もう一度確認したいし、映画に出演する俳優陣もほんの端役で出てくるものだから、ウォーリーを探せをしてみたいですね。

とにかく、細かい部分は実際に映画を見ていただきたく、感想はこの辺で終いにしたいと思います。

余談

ハリウッド版のゴジラは続編を作る気らしいけど、この映画の後だとやりづらいだろうなぁと老婆心で思ったのであった。

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