古いiMacにSSDを内臓して高速化してみる

昨日の今日でコレ。

SSD速いね〜!と感激したのもつかの間。どうにもこうにも気に入らないのが外付けHDDケースのブルーのランプ。ピカピカ眩しくて寝室にあるiMacが就寝中でも青く光ってます。HDDは自動電源オフタイプではなく、スイッチ式なので勝手に消えてくれるわけでもなく。眩しくて本当に困ったもんだ。いろいろ考えた結果、SSDをiMacのHDDと交換してしまえばすべてを解決できるという結論にたどり着く。善は急げということで早速iMacの開腹手術を行いました。

iMacの分解についてはネットで色々と情報が出ているので分解手順についてはそちらをご覧ください。私は注意点だけまとめようと思います。

  1. 必要なのはトルクドライバー(T10)とピンセット。注意したいのは、ドライバーの軸部分が太いと、iMacのディスプレイを取り外す時に隙間にドライバーが入らない。100円ショップなどで差し替え式のトルクドライバーが売っているが、ちゃんと隙間に入るものなのか確認が必要。また、外したネジを戻す時にマグネットが強いので、ピンセットなどがあると便利。
  2. SSDを内臓HDDと交換する場合には3.5インチに変換するマウントなんかもあったほうが良いかも。私は直接両面のスポンジテープで貼り付けました。
  3. また、開腹手術中はホコリがディスプレイに着いてしまいます。エアダスター(スプレータイプ)は必須です。私はお風呂場でやったのであまりホコリは舞いませんでしたが、もし間に入ったままだとドット欠けのようになってしまう。
  4. ディスプレイのガラス取り外しには100円ショップの吸盤式フックで問題なし。真空式など高価なものは必要ないです。iMacの画面上部の左右に取り付け、少しずつ引っ張れば簡単に取れます。(新しいiMacは粘着テープで固定されてる?)
  5. ディスプレイ本体の取り外しは注意が必要です。上側と下側に基盤へと繋がる配線があるので、勢いよく開けてしまうと千切れてしまう可能性が。10cmほどそーっと開けて、まずは上部の細いケーブルを外します。コツはケーブルの根元を持って手前に引く感じです。くれぐれも上に引っ張らないでください。HDDだけの交換であれば上部のケーブルだけ外して、ディスプレイを本体から浮かせたまま、ペンなどで支えてあげれば作業が楽になります。
  6. HDDは固定してあるネジ2か所を外して上に持ち上げれば簡単に取り外しができます。この時、向かって左側に3本ほどケーブルがあるので全部抜いてしまいましょう。SSDを取り付け、ケーブルを差せば交換完了です。
  7. iMacにはHDDに温度センサーのケーブルが取り付けられていたので、SSDに交換すると温度センサーケーブルが使えないため、ファンが勢いよく回ることになります。ケーブルをショートすればファンが低速で回るようになる裏技もありますが、私はファンの回転数をコントロールするアプリをインストールしました。1時間もあればSSDへの交換作業は完了です。(新しいiMacは温度センサーケーブルなし)

それにしてもSSDは内にすると当然のことながら外付けより超高速になりました。そしてパソコンの電源と連動するので便利。というわけで、やっぱり内蔵ですね。朝令暮改ではないけれど、今回はやってみていろいろなこと勉強できたので良かったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA