iCloud使ってますか?
自分はもちろんバリバリに使ってますよ。メールは言うまでもなく、カレンダー、連絡先、リマインダーをMacを母艦にiPhoneやiPad miniと同期して、いつどこでも仕事が出来る環境を構築しています。こんな便利なものはない!という感じに思っていたのですが、最近、知り合いの女子に使い勝手を聞いてみたところ意外な答えが。「iCloudは全然使ってない」とのこと。
少々ガッカリした気持ちで詳しく聞いてみたところ、彼女はメイン端末がiPhoneで用途はせいぜいFB、LINE、写真、ゲーム。要するにiPhoneで完結してしまっていて、デバイス間でのデータの同期の必要性がないみたい。なるほど、iCloudは写真や音楽といったコンテンツに、さまざまなデバイスからアクセスするのがメインのサービスであるから、使ってないというのはそういうことなのか。(まぁ、使ってないといってもバックアップでは使ってるはずなんだけどね。)
便利なコンテンツ管理サービスもデバイスを複数台使用しているというのが前提だから、利用端末がiPhoneだけになるとメリットもだいぶ少なくなってしまうでしょう。やはり普通の人には日常的に利用できるサービスも充実してほしいところか。
iWork for iCloudはキラーサービスになるか!?
閑話休題。さて、そんなiCloudですが、近々「iWork for iCloud」なるサービスが追加される予定です。これはどういったサービスかというと、iCloudにログインすれば、Pages(ワード)やNumbers(エクセル)、Keynote(パワーポイント)といったiWorkのアプリがブラウザ上で利用できるというもの。おぉ、ついに、Appleも来たか!
類似サービスにマイクロソフトの「Office 365(有料)」やグーグルの「Google Drive(無料)」などがありますが、「iWork for iCloud」はそれらにも劣らない非常に優秀なサービスになる可能性があります。下の写真はiCloud上でPagesを起動してみたところ。どうです、見た目からして素敵でしょう?
現在β版ですが、日本語入力も出来るし、動作も非常に軽快。とてもブラウザ上で動作しているとは思えない完成度でした。試しにデスクトップから仕事で使用しているエクセルのデータをドラッグ・アンド・ドロップしてみたら、ちゃんと展開出来ました。何より美しいテンプレートも充実しているし、iWorkはUIも優れていて、ライバル企業のそれよりもずっとシンプルで使いやすいと思います。これはもしかしたらiCloudのキラーサービスになるかもれません!
Windowsでも使えます!
そして、これらのサービスはMacだけではく、Windowsでもブラウザが下記バージョン以上であれば利用できるのです。自分もXPのChrome上で利用してみましたが特に問題はありませんでした。これはiCloudの利用価値が向上すること間違いなさそうです。
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