最近買った雑誌

今月号のクーリエ・ジャポンは「世界を動かすキーパーソン」特集です。その中の「革命的な企業で世界を変えるペイパル・マフィアの野望」という記事に注目しました。

Paypalは日本でこそ知名度はありませんが、世界でもっとも成功したオンライン決済サービス。この会社の創業者や初期メンバーが、次々と起業に成功しているという話。共同創業者の一人、リード・ホフマンは「Linkedin」、スティーブ・チェンとチャド・ハーリーは「YouTube」、さらにPaypal社長のスコット・トンプソンは次期、米YahooのCEOに指名されました。

記事ではこの中から次のジョブズが出てくるかもしれないなんて書いてありましたが、この会社の妥協しない雰囲気が優秀な人材を次々と育成しているのは間違いないようです。

そして、Paypalメンバーの中で、ひと際目立っているのは共同創業者のピーター・ティール。「Facebook」設立の初期段階で投資を行って成長させるなど、シリコン・バレーでも有名な投資家となりました。そんな彼は現在、海上に新国家建設という途方も無い構想の実現を目指しているそうです。そこで、「フロンティアを拓いて、全く新しい政治体制を試す」のだそうです。

政治から分離した自由を追求するのがリバタリアンですが、自らが法を作るとは、それこそがリバタリアンの極み。本人曰く「カテゴリーに当てはまらないことが、自分にとっては気楽なんです。既存のカテゴリーが理に適っているかも疑問ですから」と。既存社会の中で安穏と生活している自分とは次元が違うなと思いました。

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