ジョブズ引退に思う

朝起きて「ジョブズがCEOを辞任」との一報をGoogle+で知った。あぁ、ついにこの時が来てしまったのか。暫し呆然。誰しもが覚悟はしていたことだけどね。

しばらくしてTwitterもジョブズ辞任の話題一色になって、お昼頃までに大手メディアも記事を掲載しはじめた。世界的にも、いや歴史的にみても比類なき功績を残したCEO辞任のニュースは瞬く間に世界を駆け巡った。いろんな憶測が飛び交う。ウォール街も戦々恐々としているみたい。

思えば二十年近く前、職場でMacと出会い、爆弾やサッドマックに怯えながらアドビのソフトと格闘。なに?フリーズしちゃって作業が1時間無駄になったって?そんなの保存してないのが悪いんでしょwと怒られて涙目になりながらも、Mac使いとして日々精進していって、どんどんMacを好きになっていって、初めてボーナスで自分のMacを購入したときの感動。まだ、当時はパソコンも高かった。

その頃、Appleの業績も悪化してきて、当時のCEOだったギルバート・アメリオはNEXT社を立ち上げていた元Apple創業者のジョブズを再びAppleに招き入れた。そこからが始まりだった。ベージュの箱だったパソコンが、突如ボンダイブルーのお洒落なデザインのパソコンに変貌したときの衝撃。あの発表の前夜、Appleのトップページはボンダイブルーの林檎マークだけになって、人々は何が起こるのか全く予想も出来なかった。シリアルやSCSIといったインターフェイスがUSBになったり、とても革新的なマシンでした。

数年後、OS XとiPodが発表され、もともと音楽が大好きな自分はiPodに音楽を詰め込めんで持ち歩けるということに非常に興奮したのを覚えています。OS9はかなり安定していたので、OS Xには最初は戸惑いながらも先進的なメモリー管理やマルチタスキングの素晴らしさに、制作環境も徐々に移行させることにしました。

ジョブズの提唱するデジタルハブ構想の元、iTunesやiLifeをはじめとした素晴らしいソフトウエア、G4 CubeやMacBookなどのハードウエアが続々と登場し、基調講演でジョブズが何か「One more thing」と発表するたびにみんなで騒いでいました。Mac系のブログが盛り上がってきたのもこの頃です。

そして、iPhoneの発表。本当に衝撃的でした。自分もすぐに飛びついてAppleの携帯イノベーションを我先にと体験。発表された時のイメージはiPod+携帯という感じなのかなと思っていたのですが、アプリの出来の良さ、情報端末として素晴らしい完成度に正直驚きました。

Appleはその後もMacBook AirやiPadなど革新的なハードウエアを発表し、ついに米国企業のトップになるという偉業を達成しました。これは本当にすごいことだと思います。一時は倒産寸前だったんですから・・・。

ジョブズがAppleに復帰してからそのすべてを見て、体験してきた自分たちは、世間では、やれ信者とか揶揄されることもありますが、本当にそれぐらいの素晴らしい体験をしてきたのだなと改めて思います。

今回のCEO辞任の発表は、頭では理解出来ても、なかなか受けいられない寂しさと不安の気持ちでいっぱいというのが本当のところです。でも、これで終わりではないのです。Appleのイノベーションは止まらないと思いますし、ジョブズのフィロソフィは会社にずっと残り続けると思います。そして自分たちはその素晴らしいAppleという企業をずっと応援しつづけることでしょう。

ジョブズ、本当にお疲れ様でした!
そして、ティム・クック新CEOも頑張ってください!

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