iPodの開発秘話

BananaBlogのうっちーさんより。日経エレクトロニクス Tech On!では2004年5月24日号から連載されていたiPodの開発ストーリー全12話のアーカイブが閲覧できます。

Tech-On!:iPodの開発
 「僕らの会社にとって一番難しいのは,ノーと言うことなんだ」と,Stanは繰り返し語る。Apple社には,歯ブラシから車まで,ありとあらゆる製品を作ってほしいという要求が始終舞い込んでくるという。ノーと言うには,それなりの理論武装が必要になるわけだ。
 もちろん,最後にイエスかノーかを判断するのは,経営陣の仕事である。Stanは,経営陣の決定に絶大な信頼を寄せる。「この5〜6年,特にSteve が経営に復帰して以来,Appleはちょうどいいタイミングでノーと言ってきたと思う」。Stanらが求められたのは,経営陣が決断するために必要にして十分な情報を集めることだった。トップが正しい判断を下す前提は,決定を裏付けるに足る完全な情報の提示である。2人に加わるプレッシャーは,並大抵ではなかった。
 彼らは着手した当初から,作業が無に帰す場合すら覚悟していたという。「たとえ僕らがこれがAppleにとって重要じゃないと言っても,仕事を追われることはない。それはAppleのやり方じゃないんだ。ここでは,みんながいろんなことを試してる。そのために,適正な能力があって,技術の変化に敏感な人材を雇ってるんだ」。

ちょこっと引用してみましたが、この部分を読んだだけでもジョブズの意思決定能力やAppleのイノベーションに対する取り組みがよくわかると思います。技術的な話も満載なので非常に面白かったです。うっちーさんと同じようにぼくも一気に読んでしまいました。

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